大人になれるまで

白い円と申します

2020-01-01から1年間の記事一覧

働き始めた

長い長い無職期間を経て、やっとこさ働き始めた。 以前働いていた課の係長から「産休代理で働ける人探してる課があって、白井さんいかがですか」とお誘いをいただいたのがきっかけだ。そこからトントン拍子に話が進み、採用される運びになった。 さて、どう…

城崎温泉の思い出

一昨年のクリスマス、夫(当時は恋人)と城崎温泉に行った。 駅で買った御座候(今川焼き?大判焼き?回転焼き?)を食べながら電車に揺られ、着いたのは城崎温泉駅。 今回泊まったのは小さな旅館。大江戸温泉に泊まろうかとも話していたが予約が取れず、こ…

ヤッホー茶漬け「志な野」

金沢は片町には「ヤッホー茶漬け」と呼ばれし謎のお茶漬け屋がある。 店名は「志な野」。店主の体力低下が原因で最近閉店してしまった。 なぜヤッホー茶漬けなのか。それはこの店独自のルールが関係している。 * 店に入り、着席するとスマホは厳禁。机の上…

28歳の恋人

ごめんね ごめんね ごめんね 悪いんだよ僕が(ロマンス/神聖かまってちゃん) * 20歳の頃、付き合っていた8歳上の恋人と初めて会ってラブホテルに行っただけで解散した後、帰り道で延々と聴いた 三月ぐらいの肌寒い夜のことだった なんだか自分がものすごく…

プロポーズされたときのお話

真っ暗な公園で言われた「円ちゃん、結婚してください」 * 2019年夏、私たちはペアリングを作ろうと計画していた。しかし仕事中にペアリング着けるのもな〜…ということで一旦なかったことになった * ある夜、ベランダで一緒に煙草を吸っていた、すると恋人…

実家が崩壊した時のお話

思い出した順にバ〜っと打ってるので文章がぐちゃぐちゃです。ごめんなさい。 大学を中退して実家にいた1年間、私は毎日のように父からこのようなことを聞かされていた。 「あ〜疲れたって言って帰ってくるで、パート代一銭も家に入れてへんのに笑」「ほんま…

あの子

深夜に届いた「切っちゃった」ってラインすぐに家を飛び出して自転車漕いで部屋に入ったら血濡れのティッシュがたくさん転がっていた細すぎる太ももには古い傷と新しい傷が混ざってて前見た時より醜くなっていた「腕も切ってみたけど血いっぱい出るんだね、…

ソラナックス16mg

私にはオーバードーズ癖がある。 市販薬もまあまあやって来たのだが、ここに書くのは抗不安薬のソラナックスについて。 死にたいと思ったとか気分が落ち込んだとかではなく、なんとなく「おっしゃ。やったるで」みたいな気持ちになって0.8mg錠を2シートぐら…

投げキッスをあげるよ

andymoriの「投げキッスをあげるよ」と言う曲が好きだ とにかくもうとんでもない安心感を与えてくれる曲だ小山田壮平はなんて曲を書いてくれたんだ本当に何にも考えなくていいような気がする 完全に錯覚だ無職でもいい、精神トチ狂っててもいい、醜い容姿で…

ぶんちゃんという猫

猫を飼っている。 とある保護猫譲渡会で私が一目惚れして15分の見学タイムのうち10分間はその子の前から離れなかった。 名前は「ぶんちゃん」。ハチワレ模様がずれて顔の模様が白黒半分半分になっていることから、半分の、「ぶん」を取った。 ぶんちゃんはエ…

20歳の私と26歳の男

「トイピアノとブロン持って京都へおいで」 その言葉につられてのこのこと京都駅へと向かった。 黒いワンピースに黒い靴、黒いリュックに黒髪のボブであの人は黒いコートに黒いズボン、黒い靴に黒い鞄を身につけていた「どっちがどっちだかわかりませんね」…

顔が幼い

童顔である。 童顔というか、とにかく、こう、もう、顔が幼い。 精神に異常をきたした人は目が幼いと元彼に言われたりもした。 化粧をすると一応年相応に見えはするのだが、すっぴんだと本当に中学生〜高校生くらいに見える。 何度喫煙所で補導されたことか…

存在感ってなに

「存在感が薄い」 「あっ、そこにおったんや…」 言われ慣れすぎてしまったセリフだ。言われ始めたのは小学生の頃だったので、幼い頃から存在感が薄い人間だったんだと思う。実際学校に大幅に遅刻して行ってもいなかったことすら気付かれなかったこともある。…

シミュレーション癖

妄想、というか、あることないことを脳内でシミュレーションする癖がある。 何もしていない時間は何もしていないように見えて、いつも何かしらのシミュレーションをしている。詳しくは書けないがくだらないことやマジでやばいこと、最高の場面や最悪の場面、…

鬱病だった頃のお話

躁鬱1型という診断が下るまでの間、私は鬱病だと言われていた。 事の始まりは2017年の1月あたり、突然気分が落ち込みはじめ、涙が止まらない日々が続いた。バイトはなんとかできていた。繁忙期だししっかりしないといけないという気持ちが働いたのかもしれ…

確認魔であることについて

私は確認魔だ。過去に強迫性障害の一種であるとも言われた。 部屋のドアはきちんと閉めたか?電気は消したか?トイレは流したか?コンロの火は消したか?窓は閉めたか?玄関の鍵は閉めたか? 代表的なところを挙げただけでも結構な数の確認ポイントがある。…

しっくりこないデー

大学生の頃に書いた文章です よかったら読んでね

たばこ

大学生の頃に書いた文章です。今となっては紙巻からアイコス、そしてVAPEへ移行しています。アメスピ懐かしいなあ。

小さな悪魔

大学生の頃に書いた文章です。よかったら読んでね。多分睡眠薬飲み始めて間もない頃のものだと思う。

ブロンの始まりから終わり

3年間飲み続けていたブロンをやめた まず何故ブロンを乱用するようになったのか。それは大学生だった(ブロン中毒の祖こと中島らもも通っていた大阪芸術大学)ころのこと。同じサークルの女の子がブロンにはまっていたという過去を知り興味本位で手を出した…