大人になれるまで

白い円と申します

シミュレーション癖

妄想、というか、あることないことを脳内でシミュレーションする癖がある。

 

何もしていない時間は何もしていないように見えて、いつも何かしらのシミュレーションをしている。詳しくは書けないがくだらないことやマジでやばいこと、最高の場面や最悪の場面、過去に起こったことで「あの時こういっていたらどうなっただろうか…」など。様々なシーンを想像している。

 

これだけの時間をシミュレーションに費やしているのなら「あっ、この場面は予習済みだ」みたいなことが起こるのだろうと考えられるが、実際は全くそんなことは起こらない。思てたんと違うの連続だ。

 

意味がないのならやめればいい、と何度も思ったが、どうやらこの癖は物心ついた頃からのものだったようで、そう簡単にはやめられない。

 

 

1番の問題は「シミュレーション好きのくせにいつまで経っても他人の気持ちをうまく考えられない」ということだ。気持ち、難しい。いつも空回りしたり正解が一寸も見当たらなかったりする。そもそも正解ってあるのか。

 

 

一見出口の見えないシミュレーション地獄のように感じられるが、最近はシミュレーションと称して「人の気持ちを考える練習」を始めたような気がする。無意識のうちに。多分。

 

 

 

これで一寸でもいいから人の気持ちをうまく汲める人間になれたらいいのにな。