純白に舞う少女たち
真っ白なセーラー服を身に纏い、歌い踊るアイドルがいた。
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その名も「アイドルネッサンス」。
さまざまなアーティストの楽曲をカバーし、彼女たちなりの歌にする『名曲ルネッサンス』を軸に活動していた。
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私は大学2回生の頃にこの娘たちに出会い、虜になった。リリイベ、ツアー、行ける距離のライブには極力足を運んだ。
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辛い時、楽しい時、いつも私のそばにはアイドルネッサンスの楽曲があった。アイドルネッサンスがいてくれたからこそ頑張れた。だからこそ、数年前「ブレイクさせることができなかった」という理由で解散してしまったのは本当に悲しかった。生きる希望をひとつ見失ってしまった。だが、8人の少女たちが今それぞれの人生を、活動を、続けているということが私の励みにもなった。
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アイドルネッサンスのみんなへ
幸せになってね。元気で幸せな人生を歩んでね。貴重な青春時代をアイドルネッサンスに捧げてくれてありがとう。支えてくれてありがとう。「青春というものは作るのではなくて、気付いたら自然にできているものだ」と、ラストライブでセンターの石野理子ちゃんが言っていて、私の青春なんてとっくに過ぎ去ったのにハッとさせられました。たくさんのこと、たくさんの音楽を教えてくれてありがとう。元気をくれてありがとう。自分がアイドルにはまるなんて思ってもみなかったけど、アイドルネッサンスの8人プラス卒業した1人だったからこそ好きになれたんだと思っています。いつまでもいつまでも大好き。
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