大人になれるまで

白い円と申します

どうしても、どうしても、

たばこが辞められない。

妊活と称して仕事を辞めた(実質はクビ)くせに、これを書いている今もぶかぷかと煙を巻いている。

本当に辞められない。どうしたらよいものか。

ニコチンソルトのVAPE、グローハイパー、紙巻きのセブンスター、ラッキーストライク、チャップマンのチェリー

思い出がありすぎる。大学の隔離されたような竹林の中の喫煙所、銭湯の「これ本当に換気されてる?」と思うような煙の籠った喫煙所、ラブホテルで吸う事後の一服………。

私の脳内のアルバムにはいつも隣にたばこの存在がある。

たばこを辞めるということは、新しいアルバムを作るということだ。

いつ、新しいアルバムを作ろうか。夫は早く作って欲しいと望んでいるように思う。

今までのアルバムから離れ、新たなるそれを作る。とても勇気と体力と忍耐力が必要な行為だ。

いつか作るんだろうな、新しいアルバム。

それで古いアルバムは脳内のフォルダに一時保存されるんだろうな。いつ消されるのかもわからないまま。

あーあ。  たばこが美味しい。